令和4年 9月朔日 月次祭 宮司講話より

本日は9月朔日の月次祭にお足元の悪い中ご参列をいただきましてありがとうございました。9月に入りましてこども達の夏休みも終わりました。行動制限のない夏休みということで多くの行楽地が賑わい、久しぶりに夏を楽しんだといって良いのではないのでしょうか。コロナの感染者数もここのところ少し下降気味ということで安心しております。

旧暦で9月は長月と申します。意味は旧暦ですので今の10月にあたるので、夜の長さを感じられる月になってきたということでしょう。旧暦の9月は暦の上では季節は晩秋ですがまだまだ暑いです。今日も雨ですが、長雨のシーズンでもあります。

今日はご承知の通り防災の日でございます。防災の日は大正12年の9月1日に関東大震災が起き、この日に思いをいたして防災のことを忘れないようにしようということで定められました。当社は昭和12年に完成したお社ですが、

大震災にも耐えられるように耐震工事をしました。奇しくもあの3.11の大地震の日に完成しました。その後神楽殿も改造し、かなりの費用が掛かりましたが防災というのはそういう覚悟が必要です。皆様も9月1日の日を思い、お備えいただきたいと思います。

ウクライナ情勢も進展もなく、その影響で物価高も起こっています。災害にあわぬよう神々のご加護を賜りますよう祈っております。

また、来月は当社の例祭です。各町会では神輿をだすかどうか今検討中ですが、昨年よりは露店も出る予定です。お祭りが一番元気がでるのかなと思います。世の中がコロナ禍前の平穏な生活ができるようになりますよう、そして皆様のご健勝をお祈り申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

本日はご参列誠にありがとうございました。