令和5年 4月朔日 月次祭 宮司講話より

本日は4月卯月朔日の月次祭にご参列頂きましてありがとうございました。今日より新年度が始まります。当社におきましても人事の更新がありました。新しい総代、役員、そして職員も加わり新体制となります。

 

 日本古来の信仰である神道の宗教団体・神社には二つの顔があります。当社は氏神神社ですので太子堂地区の氏子の家々を守る鎮守としての地域守護の団体としての顔、もう一つはその組織を運営する法人としての顔です。

総代は氏子の地区から選ばれた祭事つまり聖なる部分を決める人々ですが、その中から特に選ばれた責任役員は代表役員となる宮司とともに俗なる宗教法人の運営をつかさどります。神社の資金は氏子や崇敬者からの浄財という公金ですので、監事が会計の監査をします。本日は欠員の総代、責任役員、監事の新任奉告式を兼ねて行いました。

 

 尚、新しい神職の上田出仕は当社の研修生でしたが、この度大学を卒業し、神職の資格を得て、前回の月次祭でその報告をいたしました。宜しくお願いいたします。

 

 この月は皆様方のありましても、心も新たに出発の時と存じます。八幡様のご加護をいただきまして、ご健勝でご発展あらんことをお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。