ご祈祷・授与品
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例大祭
社報 ちんじゅのもり
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私たち日本人の原点の信仰を「神道・しんとう」といいます。6世紀に大陸から仏教が渡来し在来の神信仰をそのように呼称するようになったものです。神教としても良かったのかもしれませんが、あえて「道」が使われました。それは教えというより、先人が踏み固めて後世の者たちに残した「安全な道」、「人の踏み進むべき道」、つまり「生き方」といって良いと思うのです。
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具体的な信仰のあり方として、「自然の恵み、祖先の恩」に感謝を捧げ、幸福を祈ることといえます。私たちの命は、二人の親からいただきます。
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その親もまたそれぞれ二人の親からいただきました。その先をたどると先祖に、さらに祖先神という神に繋がります。また命を維持されるのは、様々な恩恵によります。それらの霊妙なる力を与えるモノをカミ(神)といいました。その神々を祀り、祭を行う場所が神社という森厳な聖域なのです。
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さて、神さまは「清らかさ」を最もお喜びになります。そのため参拝者は、神域・聖域の入り口である鳥居をくぐり、手水舎の清水で心身を清め、阿吽の霊獣・狛犬によって邪気を祓われ、神前に進み御鈴の涼やかな音色で更に清浄を重ねます。
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このホームページをご覧戴き、基本的な知識を得てお参りされれば、より意義深い神社参拝になるものと存じます。そして、神社での尊い御神氣を頂き、お元気な方はよりお元気に、お疲れの方は元気を取り戻してお幸せになれますよう心よりお祈り申し上げます。